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hetmek:

ディレクションについて考えてた。

ディレクションという言葉を聞いてまずそもそも外来語であるので「direct」や「direction」そのものを想起する。directは他動詞的な趣なら方向付けるということであるし、こちらから近い雰囲気なら方向付けるという、わりとざっくりと「あっちの方向だーーー俺たちが向かうのはーー」とだけ言う人であると。他動詞としても「指示を出す」というふうに訳されるときもあるが、地方といった意味から取られていくる「方向付ける」くらいの意味からはそこまではなさそう。だからこの言葉、「詳細な指示を出す」のか「ざっくりとあっちのほうだっていう」のかがわからない。

言葉の意味はそのコンテクストで変わると。というこの「コンテクスト」にもいま二つくらいのコンテクストなるものを想定している。一つはディレクション以外の役割が「チーム」のようなコンテクストの中ですでに設定されているときで、プロデューサーだのなになにだのというに多様な役割の人がいたら、「方向づけ」とかはプロデューサーがしていそうだし。

それと業界というコンテクストによっても違いそうだ。ウェブのディレクターと、映画のディレクター(監督)とは大きく違いそうだし。

この手の話はプログラマーとかの業界になってくると、プログラミングは設計だとかプログラミングは経営だととかプログラミングは全てだとかいうこともあり、もはやディレクションはどのようなものなのかわからない。

僕は領域横断的に、プログラミングをしているときも、事業の総括をしている時も、ウェブのディレクションをしているときも、誰もみたことないなにかを考えだしてさらに実施しているときも、音楽のディレクションをしているときもあるし、それぞれのこの言葉のサス意味の違いに驚くときがある。

それでこれらのコンテクストどれで使われてもかなりしっくりくる考え方があって、これは「問題解決の中にあって、リソースの質と量をハンドリングする」ということであった。これが今のところかなりグッと着ている。

これは経営とかとも近いかもしれないし、なにかややメタなオペレーションズ・リサーチとか工程管理とか投資理論とかものばかりが好きな人の好みそうな学問の匂いもするが、しかしとても汎用的かつ具体的に便利である。

経済というのはトレードオフのことかもしれない。たとえば「期限」は早い程良い=経済性が高く利益が高い。速度をあげるためにはなにか効率が落ちる。(ROIが下がる)=金が落ちる。納期を速めるためには速度を上げる必要がある。パラレル(並列)に工程をすすめるにはシリアルにすすめるより管理費用が上がる。などトレードオフは二つの変数の単体的連結でおさまらないときすらあるし、加えて、それらが超連結しあっている。単純に見えるプロジェクトの全てで1,000ものルールがあると思う。

ディレクションが直感で行われるときにそのディレクターの優秀性はそのルールの所有数と適用(パターンマッチング)の精度になっている。知っているルールの数とマッチングされる割合すなわち成功させるディレクターの条件は、「失敗した回数」と「頭の回転速度」である。要するに頭よくてかつ一杯失敗している人が成功するのだが、もっと機械補助できる余地がある。それと汎用的にこの「資源の質にまつわるトレードオフの一般法則」を知り尽くしているとどのようなものでもある程度使えるようになっていく。

納期、キャッシュフロー、速度、パラレル性、難易度、人的資源、ROI、リスク、「潜在」という概念、リソースアベイラビリティ、資源の回転率、スケール、パターン、横断、コミュニケーションパス本数、キャナライズ、メディアの書き込み、読み出し効率、言葉の精度、単語の精度、多くのモノについての一言管理性、検索到達容易性やステップ、意識コスト、機会損失、無意識コスト、クリックコスト、ヒトモノコトジカンカネバショ、偏差値55のエンジニアを1,000人入れても偏差値80のエンジニア一人ができる仕事のある部位はできないことなといった「才能資源」など無数の要因がそれぞれに組合せ爆発的にトレードしている。体調、割り込み、よゆう(ゆとり)、翻訳、チケットの管理。

ところでちょっと話が絡むようで変わるようでというとこに進むと「仕事ができる」とか「礼を欠かない」とか「気が回る」とか「親切である」とかいうことがらについて、どれほどのこうしたリソースのトレードオフや、リソースの質的変数の存在までが考慮されているか、ということは大きな影響を持っていると僕は思う。

僕は(破天荒な振る舞いとステイハングリーステイフーリッシュだのいう割に)気を回しすぎる嫌いはあるが、気づいて入るけどそれはいいということにするかというラフさにかっこ良さを感じるときはあるが、気づいてないでそうした細かな経済性を損なう人間が嫌いだ。最近の若者にゆとりが増えてる。彼らはバカになってる。社員見てるかもしれないけど彼らにはひとりひとりに直接いってるのでよい。そのバカさっていうのはどこまでチャレンジしてどこまでこれらについて指摘を請けてどこまで細かい経済的なやり取りだのをしっているかである。例えば人の家に言ってコップを汚して買えればそれは人のリソースを損なうのだし、時間だってそうだし、体面上に人間関係の中でどういう風に振る舞うのが良いかということだってそうだ。ある人の体面上このように振る舞うのだとか、3人の相手の名前を列記するのにどのように並べるかだって礼儀とルールがあってそれらをあるコンテクストでそこなうことの経済性はその人の外にある。それはうっすらとした「ソーシャル」だののつながりの中でチェーンされていき伝わっていく。そういうものをどこまでもどこまでも気遣うのが礼儀のあり方で、それが細部にまで行き渡っていたのが日本のすごいところだったとぼくは思っている。

勇気をもってわかっているルールやチェーンを大きく極端に振ってみて壊してみるとか、離れてみるためにどれほどのことに気を配る必要があるのか。その変数の動きを見て取る必要があるのかということを考える。

オルタナティブに生きるということはかなりこれらの一般的な法則や、スタンダードとはなにかのさから得られる変数を思い知るということで、ほとのどの変人がスタンダードの裏側に意識的であるのはそのせいだと思う。

さて話を戻すとこれらのトレードオフについてある程度自動的あるいは半自動的、かつ仕組み的にさばくという方法のアジャイルでクールな方法を考えている。というのも今やもう2011年で、そろそろ汎用性を誇る状態機械ができて80年もたとうというのだから、これらのことはある程度自動補助されてよろしい。


アプローチとして資源の種類とトレードオフのリストを作っていくということが良い。
その後で法則の中から資源が回転する都度、「独特の利益」を生むパターンを内包させていくとよさそうだ。

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